+とか-とか0とか

「偏見」とか「固定概念」とか「ステレオタイプ」とか。人間はきっと全てを疑っては生きていけない。多くのものを「これはこう」と型にはめて生活している。「生きている」って透き通っているから「生活している」のほうが実在感があってやっぱり使い分けをしたい。

 

それは、自分自身を守り、時に誰かを傷つける。「差別」というやつだろう。自分のなかの常識で、ちっぽけな存在の内の規範で、外の誰かを傷つける。情けない。

 

0からあらゆるものを捉えたいけれど、人間にそれは不可能だろう。自己防衛の機能が無意識のうちに働いている。でも、+と-を繰り返したら、いつか0になれるんじゃないだろうか。

 

人間はストレートに0へたどり着けないから、回り道して0に向かおう。